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2011年8月 9日 (火)

「たばこ(煙草)の話 ③」 Dr.Mineの健康法話

 脳卒中のうち煙草と関連があるのは、脳梗塞とくも膜下出血です。喫煙者と非喫煙者を比較すると、喫煙者の方が、脳梗塞で2倍、くも膜下出血で3倍高くなります。また喫煙が、高齢者の認知機能を低下させることも知られています。一方禁煙5年で、脳卒中の危険率は非喫煙者と同等になることも知られています。

 この他にも、煙草と大変関連深い病気がいくつかあります。足の動脈が詰まるために、足の趾が腐ってしまうバージャー病です。肺気腫もまた、煙草との関連が強い病気です。この病気は、充分に酸素がとりこめなくなり、二酸化炭素が溜まり、常に息切れや息苦しさとの戦いを強いられます。高齢化社会に伴い、近年増加の一途をたどっています。

そして肺気腫の48%は煙草が原因で死亡しています。

肺気腫は在宅酸素療法が必要となりますが、酸素が流れているところで煙草の火をつけることがどれほど危険か、子供でもわかることです。また肺気腫と診断がついた時点で煙草をやめることができれば、肺気腫は治りませんが、進行がゆっくりになることも知られています。また気管支喘息の38%は煙草が関与しています。

喘息は、気管の慢性炎症が原因ですが、煙草の有害物質が気管に付くので、この慢性炎症を悪化させます。胃潰瘍の39%は煙草が関与していますし、最近ではバセドー氏病にも煙草が関与していることがわかってきました。これほど多くの疾患に煙草は関与しているのです。

 近年、男性の喫煙率が徐々に低下している反面、女性の喫煙率が増加しています。くわえ煙草で車を運転している若い女性をしばしば見かけます。特に妊婦の喫煙が問題となっています。妊婦の喫煙は、不妊、早産、流産、前値胎盤、早期破水、早期胎盤剥離、低体重児、先天異常、知能低下などの原因になります。

これをうけて最近では、欧米のみならず日本でも、煙草のパッケージには、妊婦の喫煙は妊娠継続を困難にすることがある、胎児に悪い影響を与えるという警告が表示されるようになりました。また地方自治体の中でも洲本市では、妊娠届けをだしたすべての妊婦に対して喫煙状況と喫煙の害について調査し、積極的に啓蒙に努めているそうです。

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