2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
フォト
無料ブログはココログ

« 平成25年 秋彼岸号① | トップページ | 平成25年 秋彼岸号③ »

2013年11月23日 (土)

平成25年 秋彼岸号②

 台風に伴う豪雨は、川の氾濫(はんらん)をおこします。今年の台風十八号による京都桂川の氾濫は記憶に新しいことでしょう。


一向寺における過去の水害は、明治三十年、渡良瀬川と利根川の交流地点の堤防が壊れた時に発生しました。当時の住職であった桑門満栄(くわかどまんえい)師は、鐘(かね)をならして急をつげ、山門の扉(とびら)に棹(さお)を渡してそれを筏(いかだ)にして、それにのって避難したとのことです。
写真は、昭和一一年九月に、水難防衛の重要性を忘れないようにと、第三十四世住職峯崎孝亮代に刻んだ記念碑です。


それによると「濁流(だくりゅう)汪洋(おうよう)として人畜五穀(じんちくごこく)流失の悲運」「浸水床上七寸」とありますので、相当な被害だったことが推察されます。当然ですが、墓地も流され、結果としてご遺体も流失したことでしょう。


明治三十一年には百四十五名の檀家様方にご寄付をいただき、総工費百八十四円五十五銭、のべ人数にして千二十五人が工事に関わり、土嚢(どのう)を運び、墓域(はかいき)並びに境内(けいだい)の周囲に新堡(しんぽ)を構築し、最後に山門をこの堡上(ほじょう)に移動して、その後の水害の備えとした、とあります。
Photo_2

« 平成25年 秋彼岸号① | トップページ | 平成25年 秋彼岸号③ »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 平成25年 秋彼岸号②:

« 平成25年 秋彼岸号① | トップページ | 平成25年 秋彼岸号③ »