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2017年1月 6日 (金)

減量の話(4)  峯崎賢亮

 成人男性の場合通常、一日2600Kカロリー位摂取していますので、減量するためには、1800Kカロリー程度に減らす必要があります。活動する朝、昼を少し多めにして、夕を少なめにするという分配方法が理想ですが、これでお酒を呑むと、確実にカロリーオーバーです。そこでドクター・ミネが実行したのは、一日一食ダイエット法でした。
とにかく朝、昼は空腹を我慢する。そして夕食1食に1800Kカロリーを集中するという方法です。一食1800Kカロリーならばお酒を呑んでもカロリーオーバーになりません。例えばビール中瓶200Kカロリー、日本酒1合200Kカロリーですから、食事とおつまみに1400Kカロリー食べられます。野菜サラダと野菜の煮物160Kカロリー,あじの塩焼き1匹80Kカロリー,枝豆80Kカロリー.マグロの赤身と鯛の刺身が、少し小さめの切り身であればあわせて8切れで480Kカロリーをつまみに食べて、締めの牛丼640Kカロリー。これなら継続可能でしょう。
ドクター・ミネは、特にアルコールに関して工夫を加えました。日本酒一合分(180ml)を基準に換算すると、ビールならば540mlで210Kカロリー。ワインなら225ml(グラス一杯60mlとして3.5杯分)で180Kカロリー。焼酎なら108mlで170Kカロリー。ウイスキーなら60mlで160Kカロリー。アルコール量とカロリー量を計算しやすいように、前もって日本酒1合相当分の各種のお酒を、計測カップを使って計測し、コップなどに印をつけておきました。また野菜サラダであれば、ドレッシングなど使わず、ポン酢で食べました。
どうしても昼に空腹がつらければ、おにぎり1箇と豆腐半丁を食べました(240Kカロリー分を夕食では減らす)。また、仕事の関係で夕食が遅れる時などは、空腹に堪えるために、沖縄の黒砂糖を1箇ないし2箇食べました。脳の満腹中枢は、ブドウ糖によりコントロールされていますので、少量のブドウ糖補給により落ち着きます。これにより一ヶ月で、体重が5Kg低下しましたが、ここで一旦下げ止まりになりました。そこで有酸素運動を開始しました。これにより一年間で90Kgあった体重が75Kgまで減少しました。
 この方法は、お酒の好きな諸兄には好都合です。しかし最大の問題点は、一日一食にすることによる膵臓への負担です。食事をすると、その都度血糖上昇を押さえるために膵臓からインスリンが分泌されます。食後に高血糖となる糖尿病患者では、一日分のカロリーを一食に集中すると、インスリン分泌が追いつかなくなり、確実に糖尿病が悪化します。現在糖尿病を発症していない方でも、糖尿病が心配となる年代で実行するのは、お勧めできません。
 「ダイエットしても、おっぱいだけが小さくなって、お腹の脂肪が全然減らない」という女性の嘆きの言葉を、しばしば聞きます。実は女性の乳房の大きさの差は、乳腺の量ではなく、脂肪の量の差です。生命に直接かかわっていない脂肪なので、脂肪燃焼が必要な時には真っ先に使われます。逆にお腹の脂肪は、大切な臓器を守る働きをしています。若い世代ならば筋肉でお腹を保護できるでしょうが、中年以降になれば、脂肪がクッションとなってお腹を保護しています。
だから脂肪燃焼が必要なときには後回しになるのです。そもそも大病を患えば、必ず体重が減少します。大病と闘うにしても、大病を抱えながら共に生きるにしても、減少するだけの体重があるのとないのでは、どちらが有利でしょうか?体重を測定することは重要です。
しかし高齢者になったら、無理に体重を減らすという「考え」を捨てることも重要です。減量のために運動するのではなく、大病に備えての体力維持、日常生活に支障をきたさないように、転倒予防ための筋肉維持を目的とした運動を継続する必要があるのです。

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