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2017年1月 6日 (金)

減量の話(3)  峯崎賢亮

 食事に関してはどうでしょうか。成人男性の場合通常、一日2600Kカロリーぐらい取っています。ですから減量しようと思ったら、食事を男性なら1800Kカロリー、女性なら1600Kカロリー程度にしなければなりません。カロリー計算をする上で、糖尿病の食事療法に関する本が役に立ちます。糖尿病では80Kカロリーを1単位として計算します。1800Kカロリーですと、22.5単位ということになります。つまり23単位以内に納めるということです。

しかしこれは結構大変ですよ。ドクター・ミネは茨城県民ですから、朝は納豆卵かけご飯が一番です。ご飯茶碗一杯のカロリーが3単位ですから、240Kカロリー。小さいパックの納豆も、卵もそれぞれが1単位ですから、それで160Kカロリー。それにお新香と味噌汁でだいたい1単位。つまり大好きな納豆卵かけご飯とお新香、味噌汁で6単位の480Kカロリーです。昼にラーメン食べると、これが6単位ぐらいですから、夕食に食べられるのが、1012単位です。これはカツ丼1杯に相当します。

カツ丼にビールつけるとビール分がアウトです。減量のための食事療法は、継続しなければ意味がないので、容易ではありません。空腹にたえきれずに失敗するケースが多いのはこのためです。ですから、減量のための食事療法を継続するためには、何らかの工夫が必要なのです。その工夫に人それぞれの方法があるので、ダイエット本が星の数ほど出版されるのです。

前回お話ししたように、摂取カロリーを減らすダイエット法なのか、消費カロリーを増やすダイエット法なのかを判断できないようなダイエット法は、実行しない方が好いと思われます。それ以外にも、年代によっては、または持病によっては、このダイエット法は身体に良くないというものもあります。

 減量の成功の可否を握っているのが、動機なのです。10代、20代の頃は、異性にもてたい、そのためにはかわいい、格好いい服が着られるように減量する。これは立派な動機です。恥ずかしながらドクター・ミネも、19歳で初めてダイエットをした動機は、まさにこれです。それが中年になると、これがあまり有効な動機ではなくなります。成人病予防のためのメタボ対策。これも、よっぽど身近な人が成人病で倒れない限りあまり強い動機にはならないようです。

ドクター・ミネも同様で、40歳のころは90キロの体重がありました。ところがダイエットに再挑戦をするきっかけとなったのは腰痛でした。しかも介護保険の認定審査委員会を任されるようになると、多くの高齢者の生活状況を知ることになりました。例えば脳卒中になると、介護してもらうにしても、自分がリハビリをするにしても、体重が重いと不利益になります。

また生命の危機に直結する病気をもっていない高齢者の場合でも、太っていると、どうしても膝や腰を痛めてしまい、加齢に伴う「整形外科の病気」のために自立生活に支障をきたすのです。しかも高齢者になると、整形外科医から減量しろといわれても、現実問題としては、癌のような大病を患わない限り体重が減りません。それは高齢者の場合、消費するカロリーが激減するからです。その一番の理由が筋肉の減少です。

筋肉が多ければ、じっとしている時でも熱としてエネルギーを放出しますので、寒さに強いのですが、高齢者が寒さに弱くなるのは、筋肉からの熱放出が減るからです。つまり高齢者になってから減量しようと思っても「遅かりし由良の助」なのです。

将来「整形外科的な痛みを伴う病気」を予防するためには、40代、50代の時に、減量の努力をしなければならないのです。次回はドクター・ミネが実際に行った方法を紹介します。

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